何か月か前のこと
東芝が新日本監査法人からあらた監査法人に会計監査人を変更するというニュースを聞いて
「残念やけど東芝はどうしようもないダメな会社やなぁ」
と思たんやけど
やっぱり東芝がダメ of ダメ会社っちゅうことが分かった
最近のニュースによると東芝が監査法人をまた変えるらしい
今度はあらた監査法人から準大手に交代を打診とのこと
日本に監査法人はいっぱいあるけど
新日本監査法人・トーマツ監査法人・あずさ監査法人の3大
10ゲーム?くらい開けてあらた監査法人
その下に10ゲーム以上?あけて準大手
みたいな感じ(適当)
「今まで数字ウソついてましたー!テヘペロ!」
最初からやり直すんなら
新日本監査法人から変えるときも
あらたじゃなくてトーマツかあずさにすべきやった
心を入れ替えてちゃんとやろうと思ったら
真面目に監査を受けた方がいい
そしたら人員豊富で一番厳しい監査をしてくれそうな期待が持てる所に頼むべき
ちなみに東芝にはご立派な社外の取締役がたくさんいて
会計監査人(=監査法人)は社外の取締役が過半を占める
監査委員会っちゅうところが決める
ご立派な人を外部から集めてきても
こんな単純なこともわからんらしい
仕組みは日本で最も優れた会社の一つやったけど
仕組み「だけ」やったんやろう
で、今回、またその優れた仕組みがやろうとしとるのが
監査法人を大手から準大手に変える
翻訳すると
「監査でOK出してくれる中規模監査法人大募集!!」
多くの会社は3月末が決算
監査のピークは4月から5月上旬のことが多い
もう4月末で監査終わりかけなんやけど…
ご立派な監査委員の中には監査の仕組みやスケジュールを十分に理解しとると思しき経歴の人もいるのに
何をしとるんやろう?
監査で意見が出ないと上場廃止に大きく近づくんで
それを避けたいんやろうけど
そもそもその考え方が間違っとる
上場企業っちゅうのはいっぱいある会社の中でも
特にちゃんとした義務を果たせる素晴らしい会社しかなれないもんであって
「ダメやったらやめてくださいね」っちゅうもの
監査を経た経営成績がまず最初にあって
上場維持できるか廃止されるかはただの結果であるべきやのに
この会社は根本的に考え方を間違えとる
日本を代表する企業で
コーポレートガバナンスの仕組みが最も優れていたハズの会社が
こんな行動をとるのを見て
外人投資家はどう思うやろう?
「よっしゃー日本株に全力で投資しよ!」とはまさか思わんやろう
東芝の人たちは日本から世界から自分達の行動が
どういう風にみられて
その後どんな影響があるかを少しでも考えとるんやろうか?